(discipline #26 初冬 - 躾の記憶の続きです。) 真夜中に目が覚めた。外は漆黒の闇に包まれて凍えるような寒さだったが、山荘の中は穏やかな空気のままに時が流れている。 主が目を覚ます。自ずと縄をする空気になっていく。テーブルの上に座らされ、手を後…
わたしの中には魔物がいる。それはいつだって私を闇の世界に誘おうとする。私を破滅に向かわせ、人生を台無しにするほどの力もある。 私は魔物とずっと戦ってきた。幼少の頃からずっと。そして、自分の魔物に気づかなかった13歳までを除いて、私はずっとそい…
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