繭の記憶

あるマゾにまつわる物語。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の終わりに。

今年も残すところ、後1日となりました。 日本はもちろんのこと、世界的にもまだまだ予断を許さない状況が続いていますが、新年に希望を持ちながら年を跨ぎたいと思います。 私自身は一昨年から今年の10月下旬まで、自分の被虐性や被支配欲との戦いが続いて…

discipline #9 痛みの種類

痛みにも種類がある。 鞭、スパンキング、蝋燭、洗濯バサミ、抓られた時の痛みも。 私はスパンキングの痛みが最も好きで、その次が蝋燭、鞭、だと思っている。 スパンキングは主の愛情が強く感じられる行為。主の手の暖かさが直接に伝わるので、私にとっては…

discipline #8

「おかえり。お疲れ様。」 そんなお言葉で主は私を迎えてくださった。「おかえり」という言葉がとても嬉しい。帰る場所はやっぱり主の足元なのだと感じれるから。 晩ご飯は主手作りのカレー。相変わらずの美味しさで心もお腹も満たされる。そして主の足元で…

discipline #7

私はここでどれほど泣き続けているのだろうか。1時間、、2時間、、いや、もっとか。。 この部屋に入ってから私は涙を流し懇願し続けるしか選択肢はなかった。 理由は明確だ。その日の昼に自分の立場を驕るような発言をしたから。主は怒るでもなく、言葉を…