繭の記憶

あるマゾにまつわる物語。

2020-10-29から1日間の記事一覧

prologue #1

主との出会いはあるサロンだった。緊縛愛好家たちが集うサロン。その日、私がサロンに足を踏み入れるとすでに縄が始まっていた。それを撮影していたのが主だった。 「あ、私はただのカメラマンなので」 なんてよくわからない自己紹介をされて、第一印象はあ…

discipline #1

駅近くのコンビニで待ち合わせ。 そのあとすぐにコインパーキングの影で首輪をつけていただいた。恥ずかしい。でも幸せな気持ちが体全体を包み込む。 おしっこはギリギリまで我慢してきた。それが主の指示だったから。楽しんでいただきたくて仕事場からの帰…