繭の記憶

あるマゾにまつわる物語。

discipline

discipline #9 痛みの種類

痛みにも種類がある。 鞭、スパンキング、蝋燭、洗濯バサミ、抓られた時の痛みも。 私はスパンキングの痛みが最も好きで、その次が蝋燭、鞭、だと思っている。 スパンキングは主の愛情が強く感じられる行為。主の手の暖かさが直接に伝わるので、私にとっては…

discipline #8

「おかえり。お疲れ様。」 そんなお言葉で主は私を迎えてくださった。「おかえり」という言葉がとても嬉しい。帰る場所はやっぱり主の足元なのだと感じれるから。 晩ご飯は主手作りのカレー。相変わらずの美味しさで心もお腹も満たされる。そして主の足元で…

discipline #7

私はここでどれほど泣き続けているのだろうか。1時間、、2時間、、いや、もっとか。。 この部屋に入ってから私は涙を流し懇願し続けるしか選択肢はなかった。 理由は明確だ。その日の昼に自分の立場を驕るような発言をしたから。主は怒るでもなく、言葉を…

discipline #5

主の家への道も、すっかり思い出がたくさんできてきた。 初めて首輪をつけていただいた場所、四つん這いで歩いた場所、失禁した場所、、、縛られたままコートを脱ぐように命令された場所、、、 そんな場所を通るたびに毎回私は笑みがこぼれてしまう。その一…

discipline #4

今日の躾はとても素敵なシティホテル。仕事が終わると私は職場から駆け出した。 向かう途中で携帯に「ご飯予約したよ」のメッセージが届く。こんなことでも私の体はまた反応してしまっている。ご飯の時にもきっと遊んでくださるのだろうと。。。 ホテルの部…

discipline #3

仕事で大きなプレゼンが終わった日、私は主の家へと急いでいた。 「今日は羞恥で遊ぼうか。」 そんなことを昼に言われて、少し怖くも、やはり心は躍っていた。 主の家に着いた私はすぐに足元で正座した。この場所が何よりも落ち着く。 「今日、お散歩に来て…

discipline #2

今日はシティホテルでの調教日。 定時で仕事を終え、主のもとへ急ぐ。 少しだけスカートが余裕を持って履けるようになった。その変化がとても嬉しい。お気に入りのスカートはこの日のために取っておいた。 ホテルに着くと、主は寝ていた。お疲れなのだろうか…

discipline #1

駅近くのコンビニで待ち合わせ。 そのあとすぐにコインパーキングの影で首輪をつけていただいた。恥ずかしい。でも幸せな気持ちが体全体を包み込む。 おしっこはギリギリまで我慢してきた。それが主の指示だったから。楽しんでいただきたくて仕事場からの帰…